中国の女性教師が日本の侵略について感情を高ぶらせ、学生たちを怒鳴りつけている動画が話題になっています。事の発端は、ある授業で行われた一つの質問に対する学生の答えでした。女性教師が授業の中で「帝国」という言葉について質問したところ、一人の学生が「大日本帝国」と答えたのです。
すると、この言葉を聞いた女性教師は突然、感情的になって怒りをあらわにしたのです。女性教師の突然の激変ぶりに、思わず失笑した学生に対して、この教師は教壇を激しく叩きながら、次のように声を張り上げました。
「この問題の深刻さを全く意識していない。あなたたちの言う大日本帝国は3500万人の同胞を虐殺し、侵略し、踏みにじった上に築かれたものだ。3500万人というのは中規模の国家が一つ丸ごと滅びたのと同じことだ。父を殺され、母を奪われたような深い恨みを、私たちはどうして忘れることができようか。」
「大日本帝国は3500万人の同胞を虐殺し、侵略し、踏みにじった上に築かれたものだ」と、女性教師は言い放つが、これは真っ赤な嘘です。私たち日本人はこのような根拠のない嘘を看過してはならないのです。大東亜戦争に関して、中国(中国共産党)はいつも虚偽を喧伝(けんでん)し、真実をひた隠しにしてきました。はっきり言えば、中国共産党にとって、歴史の真実などはどうでもいいのです。彼らにとって大切なことは、中国人民が共産党への忠誠を誓い、共産党の独裁国家である中国を愛することなのです。
そこで、歴史の真実について明確に伝えておかなければなりません。まず、大東亜戦争終結直後、当時の中国政府は中国本土の犠牲者の数を320万人であると公表しました。ところが、その数年後には570万人に変更され、さらに中国共産党の正式発表として犠牲者の数は2168万人に膨れ上がります。犠牲者の数が何ら信憑性(しんぴょうせい)のある根拠も示されずに、320万人から2168万人に増加したのはどうしてなのでしょうか。この犠牲者の数を裏付ける歴史的な証拠はどこにもありません。なぜなら、共産党の公式見解こそが真実だからです。真実が捏造(ねつぞう)されようが、歴史が改ざんされようが、お構いなしなのが、中国共産党の歴史観なのです。
そして、1995年には当時の江沢民国家主席の指示により、犠牲者の数はとうとう3500万人となりました。そのきっかけは1989年6月4日に起きた天安門事件(北京市・天安門広場を占拠し民主化を求めるデモ隊に対して、中国人民解放軍が武力行使し、多数の死傷者を出した事件)でした。
江沢民政権は中国共産党への人民の不満を他に逸(そ)らすために、「愛国教育」なるものを徹底し、日本を邪悪な侵略国家に仕立てることで、中国人民の憎悪を煽(あお)り、不平不満の感情をすべて日本に向けることに成功したのです。日本はまんまと中国共産党と人民解放軍による蛮行を隠蔽(いんぺい)するためのスケープゴートにされたのです。
私たち日本人は日本国の誇りと日本軍人の名誉を守るために、今こそ歴史の真実を語らなければならないのです。日本の教師は中国共産党によりスケープゴートにされ、恥辱(ちじょく)と不名誉の濡れ衣を着せられた日本国の汚名を雪(そそ)ぐために、歴史の真実を本心からの叫びとして、将来を担う若者たちに教えなければならないのです。
そして、その真実の声はやがて日本海の荒波を乗り越えて、支那大陸に生きる中国人民の心にまで届くはずです。中国共産党の捏造と虚偽にまみれた愛国教育により洗脳された中国人民を救うことができるのは、歴史の真実を語る日本人なのです。大東亜戦争の目的が中国人民を救うことであったのと同様に、現代においても天は日本人の真実を愛する真心によって中国人民が救われることを切望しているのです。